2023-10-01から1ヶ月間の記事一覧
312. Yaṃ kiñci sithilaṃ kammaṃ, saṃkiliṭṭhañ'ca yaṃ vataṃ, 所の者 如何なる 緩める 行ひが 染汚されたる/又 所の者 戒が saṅkassaraṃ brahma-cariyaṃ, na taṃ hoti maha'pphalaṃ. 怪しき 梵行が 否 そは たり 大なる/果 (如何なる行ひも緩みたる者、また…
310. Apuñña-lābho ca gatī ca pāpikā, 非福を得る事 又 行方 又 悪しき bhītassa bhītāya ratī ca thokikā, 恐れたるの 恐れたるの 喜楽は 又 少なき rājā ca daṇḍaṃ garukaṃ paṇeti, 王は 又 罰を 重き 与ふ tasmā naro para-dāraṃ na seve. それ故 人は …
308. Seyyo ayo-guḷo bhutto tatto aggi-sikh'ūpamo, すぐる 鉄丸が 食されたる 熱せられたる 火焔の如き yañ'ce bhuñjeyya dussīlo raṭṭha-piṇḍam'asaññato. 所の者/もし 食はば 悪戒者が 国での行乞の食を/無抑制の (もし無抑制の悪戒者が国での行乞の食を…
22. Niraya-vagga 地獄 (地獄の章) niraya: m. [ni-i*1-a] 地獄, 泥犁 ni-: 外に, 前へ, 下に, 中に, 下方に, 中で, 下で *2 √i: 行く -a: 名詞・形容詞を形成する*3 vagga: m. 群, 品, 章 306. Abhūta-vādī nirayaṃ upeti yo vā pi katvā na karomi c'āha, …
304. Dūre santo pakāsenti, himavanto va pabbato, 遠くで 善なるは 輝かしむ 雪ある の如く 山 asant'ettha na dissanti, rattiṃ khittā yathā sarā. 不善なる/ここで 否 見らる 夜に 放たれたる の如く 矢 (善なる者は遠くに於て輝く(己れを輝かしむ)。雪…
302. Duppabbajjaṃ durabhiramaṃ, durāvāsā gharā dukhā, 出家し難き 悦楽し難き 住し難き 家々は 難し dukkho'samāna-saṃvāso, dukkh'ānupatit'addhagū, 難き/不同の共住は 苦に陥れる/遊行者は tasmā na c'addhagū siyā, na ca dukkhānupatito siyā. それ…
296. Suppabuddhaṃ pabujjhanti sadā Gotama-sāvakā, よく目覚めて 目覚む 常に ゴータマの弟子達は yesaṃ divā ca ratto ca niccaṃ buddha-gatā sati. 所の者 昼に 又 夜に 又 常に 仏に向けられたる 念が (ゴータマの弟子たちは常によく目覚め、その念は常…
294. Mātaraṃ pitaraṃ hantvā, rājāno dve ca khattiye, 母を 父を 害して 王等を 二の 又 刹帝利を raṭṭhaṃ sānucaraṃ hantvā, anīgho yāti brāhmaṇo. 王国を 従者と共なる 害して 無苦なる 去る 婆羅門は (母と父と、二のクシャトリアの王らを害し、従者と…
292. Yañhi kiccaṃ apaviddhaṃ akiccaṃ pana kayirati, 所の者/実に 為さるべきが 打ち捨てられ 為されざるべきが 然るに 為さるる unnaḷānaṃ pamattānaṃ tesaṃ vaḍḍhanti āsavā. 高慢なる 放逸なる 其等の 増す 諸漏は (実に為さるるべきことをなほざりにし…
21. Pakiṇṇaka-vagga さまざまなこと (くさぐさの章) pakiṇṇaka: a. [pa-kiṇṇa-ka] 種々の, 雑多の, 雑論 pa-: pref. 前に, 先に, 強意. 始動を意味する*1 kiṇṇa: kirati の pp.*2 kirati: [√kir] まき散らす -ka: 名詞・形容詞を形成する*3 vagga: m. 群, 品…
288. Na santi puttā tāṇāya, na pitā n'āpi bandhavā, 否 あり 子供等が 救護の為 否 父 否/と雖も 親族等 antaken'ādhipannassa n'atthi ñātīsu tāṇatā. 死により/捉えられたるに 否/あり 親族の内に 救護は (助けらる子供らのあること無し。父や親族と雖…
286. Idha vassaṃ vasissāmi, idha hemanta-gimhisu, ここに 雨季に 住すなり ここに 冬と夏に iti bālo vicinteti, antarāyaṃ na bujjhati. と 愚者は 思ひ回す 障碍を 否 覚る (我は雨季にはここに、冬と夏にはここに住すなり、と愚者は思ひ回し、その内の…
284. Yāva hi vanatho na chijjati aṇu-matto pi narassa nārisu, の間は 実に 欲林より 否 断たる 少量の と雖も 男の 女等に paṭibaddha-mano va tāva so, vaccho khīra-pāno va mātari. 心の縛されたる 如く その間は そは 子牛が 乳を飲む 如く 母に (実…
282. Yogā ve jāyatī bhūrī, ayogā bhūri-saṅkhayo 瑜伽より 実に 生ず 智慧が 無瑜伽より 智慧の尽滅が etaṃ dvedhā-pathaṃ ñatvā bhavāya vibhavāya ca, これを 二種の道を 知りて 有へ 非有へ 又 tath'attānaṃ niveseyya yathā bhūrī pavaḍḍhati. 斯く/己…
280. Uṭṭhāna-kālamhi anuṭṭhahāno, yuvā balī ālasiyaṃ upeto, 正しき時に 起たざる 青年が 力ある 懈怠を 具せる saṃsanna-saṅkappa-mano kusīto, 思念も意志も消沈せる 怠惰なる paññāya maggaṃ alaso na vindati. 般若を以て 道を 懶惰なる 否 見出す (…
277. Sabbe saṅkhārā aniccā ti yadā paññāya passati, 一切の 行は 無常 と 時に 般若を以て 見る atha nibbindati dukkhe, esa maggo visuddhiyā. 時に 厭離す 苦より 是は 道 清浄の (一切の行は無常なりと般若を以て見る時、その時苦より厭離す。これが…
275. Etañhi tumhe paṭipannā, dukkhass'antaṃ karissatha, 是を/実に 汝等は 道を行ける 苦の/終極を 為さむ akkhāto vo mayā maggo, aññāya salla-santhanaṃ. 告げられり 汝等に 我により 道は 了知して 矢の抜除を (実にこの道を行きたる汝らは、苦の終極…